住宅に限らず、不動産の売買では、90%以上の確率で値引きの交渉があるようです。
どのタイミングで値引きの交渉を持ち出されるかわらないですが、基本的には値引き交渉には応じる姿勢を示すことが大切なのだそうです。
値引き交渉については、私たちも心配していて、交渉があった場合の対策を勉強していたのですが、結果的に値引き交渉がなかったので対策は不要でしたが、せっかくなので書いておきます。
値引交渉への上手な応じ方は?
いつどのタイミングで値引きの交渉をされても良いように、値引き交渉されたときの対応をあらかじめ決めておくことは、いきなり値引き交渉があった場合でも、慌てることなく対応できて安心です。
ほとんどの場合、仲介不動産会社を通して値引き交渉の連絡がありますが、内覧時などに直接買主から口頭で伝えられることもあります。
その場合は、その場で安易に返答することは避けた方が良さそうです。
「改めて不動産会社から返事をします」とだけ答えておきます。
値引きを考えるポイント
- 売却する住宅の近辺での過去の中古物件の売買価格
- 住宅を売り出してからの期間
- 住宅への問い合わせ等、反響の様子
- 一番物件が動く「春」の季節を待つ
上記の事を考慮した上で値引きについて考えるのが良いようです。
売却する住宅には「値引き交渉があることを前提として」価格の設定をします。
「絶対に値引きはしない!」という強固な姿勢はスムーズな交渉の妨げになりますし、お互いに気持ち良く売買ができなくなります。
また、売主が少しでも高く売りたいと思うのと同じように、買主さんも少しでも安く買いたいと考えています。
お互いの希望額を通しているだけでは、契約に至らないので、妥協できる額を探り合う事が必要なのだそうです。
値引きの交渉があった場合は、たくさんの経験を持つ、不動産会社からのアドバイスを参考にして決めるのが最善のようです。
住宅の売却での値引き交渉の相場は?
売却する住宅相応の価格提示であれば、値引き交渉なしで買ってくれる人は、焦らずに待てばいるかも知れません。
では、どうして値引きをするのかというと、購入希望者に対して、あと一押しするためので、数千万という高い買い物を決めるのに、悩んであと一歩を踏み出せない人に対して、ひとつのキッカケになるのだそうです。
2,000万円代~3,000万円代の不動産では、値下げ幅の相場は、100万~200万円が妥当のようです。