ハナに遊ばれて飽きられて捨てられた古い空き箱たちが部屋の一角で山を作っています。
ゴミの日に、増え過ぎた箱を少し捨てようとしていたら、ダメだとばかりに居座られてしまいました。
大きくてゆったりよりも窮屈な感じがスキ?
「ジャストフィット!すごーく気に入ったわ!この箱、アタシが占拠ね♥」…なんて、ハナの声が聞こえてきそうな画像を集めてみました。
本人はジャストフィットだと思っているのか、かなりご満悦な表情なのですが…
宅配で届いた荷物の中身を取り出そうと、開けた尻から前足を入れようとスタンバっているので、「まだ出してないってば~!!」と、追い払う私の手をすり抜けて、中身の上に陣取って居心地悪そうにモゾモゾしていたりすることがしょっちゅう。
これは更に小さい感じ…ハナさんは何を思って座っているのでしょう?
ハナは、食事は気に入ったものしか食べない偏食の困った猫なのですが、箱に関しては新しい物が好きらしく、とりあえず入って確かめてみたいようです。
ご飯もとりあえず試しに食べてくれればいいのに…
私がどんくさいからなのか、ホントにいつもハナには先を越されてしまいます。
アルバムの整理をしようと開けたダンボール箱に、目ざといハナさんが先に飛び込んで知らん顔で居座っています。
箱が好きな猫の心理は?
猫が箱を好むのは、野生の頃の名残だと言われています。
木の虚(うろ→穴、空洞になっているところ)や草の茂みや地面に掘った穴などで、生活していた頃の習性が残っていて、狭くて薄暗い場所を好むようです。
猫は体が柔らかくて鎖骨がないので、自分の体より小さな箱でも上手に納まることができます。
大きなサイズの箱よりも体にピッタリなサイズを好むようで、しっかりガードされているように感じるのか、本能的にとても安心できる空間らしいです。
また、箱などの身を隠せる場所は、猫のストレスを軽減する効果があることが、実験からわかっているらしく、猫が落ち着いて過ごせるお気に入りの箱を、部屋のどこかに幾つか置いてあげると安心するようです。
ただ、猫は体調が悪いと、隠れて治そうとする習性があるので、あまり長い時間入ったまま出てこない時は、病気やケガを疑って様子をみるのが良いようです。