お部屋に植物の緑があると、何となく爽やかな気分になります。
緑色は、リラックスと心身のバランスを整えてくれる色なので、見ている人に癒しと安らぎを与えてくれるようです。
リビングや寝室に小さな鉢植えでも緑を取り入れたいと思うのですが、以前、最初の猫(ハナさん)がウチの子になったばかりの頃、鉢植えの土をおもちゃにしたことがありました。
それ以来、土には細菌が多いので部屋に植物を置くことを我慢していたのですが、新居への引っ越しを機に、また少しでも観葉植物を置きたい気持ちが湧いてきています。
リビングに観葉植物を置きたいけれど、猫が食べても大丈夫なのでしょうか?
ハーブが猫には毒になると聞いたことがあるので、観葉植物についても調べてみたのですが、やはり猫に安全な観葉植物と猫が食べると危険な観葉植物があるようです。
猫たちは、気になったものを見つけると、においをかいだり舐めたりかじったりと行動が予測できないので、安全な植物をしっかり確認して決めなければと思います。
猫に安心な観葉植物
猫が誤って食べてしまっても大丈夫な観葉植物は、テーブルヤシ、アレカヤシ、シュロチク、パキラ、サンセベリア、ガジュマル、エバーフレッシュなどのようです。
テーブルヤシ、アレカヤシ、シュロチクは、3つ並べると違いがよくわかるのですがよく似ています。
特に、テーブルヤシとアレカヤシについては、見分けがつきにくい上に育つ環境にも違いがあるようなので注意が必要です。
テーブルヤシは暗い場所や寒さに強いですが、アレカヤシは暗い場所も寒いのも苦手なようです。
シュロチクもヤシの仲間で明るい日陰が好きで寒さには強い方です。
アレカヤシは育てたことがないのでわからないですが、テーブルヤシとシュロチクは丈夫で育てやすいように思います。
ただ、ヤシ科の植物は、葉が細くてゆらゆら揺れるので、猫たちの楽しいおもちゃになりそうな心配はありますが…
その点、サンセベリアは、ガッツリしていて存在感もある上に、育てやすさではとてもおすすめです。
最初は、猫たちの様子を見ながらなので、サンセベリアから置いて様子を見るのもいいかもしれないと思っています。
また、サンセベリアは、土を使わない「ハイドロカルチャー」と、いう育て方もできるようなので、土かきをしそうな猫対策には良さそうです。
猫に危険な観葉植物
猫に危険な観葉植物は、ストレリチア、ドラセナ、ポトス、アイビー、モンステラ、ベンジャミン、などがあるようです。
危険な観葉植物を猫が誤って食べてしまったときの症状は、植物の毒によって違うようで、嘔吐や下痢、皮膚炎、しびれなど症状は様々で、深刻な場合には死に至ることもあるようです。
猫から観葉植物を遠ざけて両方を守る工夫をする
猫たちが観葉植物に興味を示さないでいてくれるのが一番なのですが、それは難しいと思うので、様子を見ながらの対策が必要になってくると思います。
差し当たっては、猫たちに土を近づけない「ハイドロカルチャー」で育てる方法が良さそうです。
植物は、見ているだけで気持ちを和ませてくれますが、安全だと言われている植物についても、食べてしまったときの猫の体調や食べた量によっては、嘔吐や下痢をすることも考えられない訳ではないと思うので、注意をするに越したことはないように思います。
とは言っても、過剰になりすぎると何も楽しめなくなってしまうので…
新居では、また少しずつでも植物を近くに置ける工夫をしたと思っています。