モモタがウチに来た最初の頃は、敬遠して距離をおいていたハナでしたが、日ごとに小さな変化がおきています。
そして、二匹の関係が大きく動く驚くような事件がおきました。
新しい子猫を迎えて2週間が過ぎました
二匹目の子猫(モモタ)がうちに来て2週間が過ぎたころ、キャットタワーの上で寝ているモモタのそばにハナが座りました。ハナの様子は、モモタを守っているようにも見えて…。
そんなハナのことなんかモモタは知らずに眠っていたけれど、ハナの気持ちが動いているのを感じて、じんわり嬉しい気持ちになりました。
2階から泣き叫ぶ子猫の声!
2階からモモタの「ウギャー!!」と泣き叫ぶ声が聞こえて駆け上がって見た光景がコレです。かなり貴重なスクープ写真!
ハナに抑え込まれて目をむいているモモタを見つけて、どうしていいかわからずに、焦る気持ちで押したシャッターはピントが合っていませんでした。(ΦωΦ)ピンボケ…それにしても、思いっきりカメラ目線のハナ。 (?’ω’?)オォー!
ギャーギャー叫びながら抵抗するモモタに、ハナがいきなり噛みついたからビックリでした。
一瞬の出来事に驚いて手も足も声も出ないのに、シャッターはしっかり押していました。
とは言っても、そんなに無茶はしないだろうという気持ちがあったからなのですが…。
それから後の猫たちは、どうなったのか理解するには難しいのですが…
こんな嬉しいことになったのです。 (♥╹ω╹♥)ワォッ♥
この日を境に猫たちは…
モモタがハナに自然に甘えるようになりました。
引っ付いて寝ていることが多くなって、ハナはお姉ちゃんだったり小さなお母さんだったりと、優しくモモタに接するようになりました。
そしてモモタは、甘えん坊で泣き虫の度合いが更に増し て、ホントに可愛いおチビちゃんです (。・ω・。)♥
ぐっすり熟睡中の2匹は、寝崩れてもどこかしらひっついてることが安心なようすで…。
熟睡しているようでも、ハナは近づくとうっすら目を開けるので、モモタをしっかり守っている気持ちなのだと思います。
モモタの安心しきったスヤスヤ寝顔です。
寝てるときにかなりの確率で目が少し開いてるのが怖いような可愛いような…
何度となく繰り返される噛みつき行為に…
モモタはハナに愛されて幸せでメロメロにとろけそう?…なのだけど、モモタのようすがなんか変?
モモター!大丈夫なのかー (?`ω´?)タベラレテルノカ?
こらっ!ハナー!いい加減にせんと吸血鬼になるよっ!(`ω´)!!モ~!!…と、こんな儀式?が何度となく繰り返されました。
モモタが「ぎゃーぎゃー」と鳴いているときもあって、少し不安だったりもしたのですが、「ハナだから大丈夫」という気持ちがあったので…
私は、これまでハナにしょっちゅう手や足を噛まれていて、私を噛んでいるときのハナは、私の様子を感じながら噛む強さを加減しているように感じるのです。
なぜなら、一気にきつく噛むことはなくて、噛む力を少しずつ強くして、ある程度の強さで噛むのを止めます。
なので、「ハナはちゃんと加減ができる子だから大丈夫」というのがありました。
それに、モモタがハナに甘えて眠っている姿を見ても、大丈夫だと思えました。
また、この噛みつき行為については、正直とても驚いたので早々と調べていて、それが安心して見守ることができた一番の理由なのでした。
猫の噛みつき行為はマウンティング行為
抑え込んで首元に噛みつくこの行為は、マウンティング行為というようです。
新入り猫が先住猫に受け入れてもらうための儀式のようなものと、もう一つは噛む加減を教えるという意味もあるようです。
余程なことでない限り、飼い主は見守るだけの方がいいようです。
マウンティング行為は、「発情期の性行動」であったり、「優位性誇示」や「転位行動」などで見られるようです。
ハナさんとモモタくんの場合は、おそらく「優位性誇示」による行為だと思います。2匹が距離を縮めるためには、必要な儀式のような気がしました。
ただ、噛み方がひどかったり噛まれる猫がストレスを感じている、噛む行為が何日も続くといったような場合は、やめさせる方がいいようなのですが、判断が難しかったです。
繰り返された儀式も落ち着いたようで、仲良くなった猫たちは四六時中ベッタリひっつき虫になりました。
モモタくんに寄り添うハナさんは、時々お母さんに見えたりもします。初対面の頃に嫌がってたのがウソのようです。
モモタはハナのことを信頼しきって、しょっちゅう後を追いかけています。