猫たちの性格をほぼ表しているのが上の写真です。ダラリンと寝そべっている白とグレーの子は、生後約4年6か月の女の子のハナさんです。
隣でお行儀よく座っている子は、シャムの雑種でモモタ君、生後約3年6か月の男の子です。二匹の性格は、両極端なほどに違います。
猫の性格を調べてみると種類や毛色、性別や育った環境などによって違うようで、全般的にオスは甘えん坊のようです。
ウチの猫たちも成長するほどに、性格の違いがハッキリとわかるようになりました。なので、そんな猫たちの性格を分析してみようと思います。
アクビをするにも性格が…
モモタはデレデレの甘えん坊です。オス猫は、去勢をすると甘えっぷりに一段と磨きがかかるようです。
猫らしいツンデレな性格なのはハナさんです。アクビをする姿を見比べても、それぞれの性格の違いがわかるようです。伸びをしながらのモモタのアクビは、王子様のように上品です ♪
ハナさんのアクビには、「猛獣かい!」と、ツッコみたくなることも…
豪快。
どこまでも自由なハナと不器用なモモタ
居心地のいい場所を見つけるのが上手いのはハナさんです。「そんな所で何してるの?」と、思うような中途半端な所にいることが多いのはモモタ君です。
「宇宙戦艦モモタ、発進!」…いろんな場面で遊ばれることが多いモモタです。ハナは、何処かに潜っていれれば幸せなんだろうと思います。
ツンデレのハナさんのこだわりは、ご飯とトイレと眠る場所です。ハナさんのご飯へのこだわりは困りもので、とにかく食わず嫌い王です。
食べられるものがなさ過ぎる上に、昨日まで食べていたものでも、ある日突然に食べなくなって「ツンッ!」って、されます。なので、いつ飽きられるかとご飯をあげるのにドキドキなのです。
少しでも体に良い食事をと思うのですが、こちらの思いなどお構いなしのお嬢さんで、みんなが大好きな「ちゅーる ♪」も食べられません。
そして、トイレは何故かウンチだけ洗面所です。理由は、多分なのですが、思いっきりキュッキュッとかけるからだと思います。
ウチはトイレには大きめの猫砂を使っているのですが、ハナさんはそのトイレをオシッコをする時だけ使っています。しかも、砂かきをする姿を見たことがほぼないのです。ホントに猫なの?
モモタのトイレは、済ませた後にいつまでもしつこく砂かきをしないと気になるようで、ハナのトイレの砂かきまでやってます。
水の飲み方は、ハナさんが豪快にガブガブと一気に飲むのに、モモタはピチャピチャと少しずつお水を飛ばして、ゴミや汚れを確認しながら時間をかけて飲んでいます。
この水の飲み方は、野生の猫の名残りなのだそうです。おかげでモモタが飲み終わった後の床は、ビチャビチャ…
甘えん坊のモモタのこだわりは、抱っこのされかたとトイレの後と水の飲み方です。好き嫌いはたまーにあるくらいで、「ちゅーる ♪」が大好きです。
甘えたいのはどちらも一緒のよう…
抱っこしてほしいときのハナさんは、座っている私の横に来てピョコピョコと、私の服をかいてきます。布団に入りたいときも同じで、ピョコピョコが入れてちょうだいの合図です。
以心伝心 ♪
モモタは抱っこのされ方にこだわりがあって、立ったままで抱っこされて肩に乗せてもらうのが嬉しいようです。
抱っこして欲しくなると、「ニャーニャー」と、鳴きながらついて歩きます。
立ち止まると膝のところに前足を伸ばしてきて、抱っこして欲しいアピールをします。抱き上げられるときに、後ろ足をチョンってちぢめて上手に床から離すのです。
ちょっと控えめに感じることが多いモモタ君の性格です。とても甘えん坊なのに、少し距離を置いているように感じることが生活のあちこちにあります。
それがモモタの距離なのだろうと考えていましたが、もしかするとモモタが私たちに感じている距離なのでは…?と、最近そんな気がしています。
こちらからの関わり方で、モモタが取る距離に違いが出ることが、何となくわかるようになりました。なので、モモタの体になるべく触れるてやることを気にかけていると、その内にすぐそばで昼寝をするようになりました。
ハナの性格は、とても猫らしくて感情の表現がストレートなのですが、驚くほど神経質な一面もあります。
モモタはシャイなので感情を表すのが苦手なようです。でも、男の子なので、よく食べてよく遊ぶ元気な一面もあるのです。
甘えるのが好きなのは、どちらも同じです。人と一緒に暮らしていると、いつまでも幼いままで成長しない部分もあるようです。
ウチのかわいい猫たちの性格でした。