ハナさんが陣取っている棚は、私の着替えやら小物がしまってあるクローゼットの私専用スペースなのですが…
どうやらハナさんのお気に入りの場所のようで、クローゼットのドアが少しでも開いているのを見つけると、怒られるのを承知でこんな感じに潜むんです。
ハナ!今一瞬、目が合ってバツが悪そうに視線はずしたでしょ!?
自分からは見えてないから…ちゃんと隠れられてると思っているのだろうけど…しっかり見えてます。笑ってしまいそうなのを我慢して注意はするものの…それ以上は可愛すぎて怒れなくなってしまいます。
そんな私の甘さを知った上でのコレ、だから始末が悪いのです。でも、一瞬だけど見てしまった、ハナのあの「ヤバイ!」っていう表情は、私が勝手に感じただけの思い過ごしなのだろうか?
猫にも「ヤバイ!」という表情があるの?
調べてみると、猫が感情を表情で表わすことはあまりないという意見と、猫は表情が豊かだという意見の両方があります。
専門的な目から見た考えでは、猫には表情があまりないようです。
猫と一緒に暮らしておられる方々のお話では、長く一緒に暮らしていると猫にも細かな表情があることに気づくようになるそうです。私もこの意見に同感です。
怒っていることは、顔だけでなく声や態度で誰にでも見分けがつきますが、表情というのは、相手に自分の感情を伝えて上手くコミュニケーションを取るために、集団生活の中で発達させてきたものだそうです。
なので、基本的に集団生活をしない猫には、表情が少ないと言われているのですが、飼い猫なら人と暮らすうちに感情を表わせるように、少しずつ発達しているかもしれないと思ったりします。
そして、何よりも一緒に暮らす飼い主さんは、日頃から注意して観察しているので、見過ごしてしまいそうな小さな表情でも気づくことができるような気がします。
けれど、長く暮らしていると情が移るので、どうしてもひいきめに見てしまうものなので、飼い主側からの偏った考えになりますが、勝手に思っている分には問題ないですよね。
なので、あの一瞬のハナさんの表情は、やはり「ヤバイ!」の表情だったのだ。と、いうことに…。幸せは、思い込みからはじまるのです ♪
最近、またハナさんがご飯を食べてくれなくなったことが気がかりです。
ハナさんの偏食っぷりば手強いのですが、またまたご飯探しをしなければならない予感です。