現在、住宅の住み替え中なので、賃貸で仮住まいをしています。
引越し先を探し始めた頃、駅近で賃料が安くてしかも猫の2匹飼い可能な賃貸を、見知らぬ土地で探すのは大変でした。
やっと見つけた現在の住処なのですが、以前の住宅では、猫たちが壁で爪とぎをする姿なんて見たことがなかったのに、ここに住み始めてから一匹(モモタ:男の子)が壁で爪とぎを始めたのです。
初めて見る壁での爪とぎは、あまりにも衝撃的だったので思わず叫んでしまいました。
その叫び声のけたたましさに、驚いたモモタは飛び上がって逃げさった後、カリカリしていた壁を確認…ちょっと剥がれただけですみました。
それから、他の場所は大丈夫かと慌てて確認してみると…
知らないうちにあっりでもこっちでもカリカリしたのか、壁紙が削れたカスが落ちているのを発見!
猫の爪とぎから壁を守るためのガードで…
何もせずに放っておいたら、数日で壁がボロボロになる危険が出てきたので、部屋のあちこちを段ボールでガードして、今はこんな情けない感じになっています。
以前は、キャットタワーの柱や猫用の爪とぎポールで、とても賢く爪とぎをしていたのに…どうして?
ホントにどうして急に壁で爪とぎをするようになったのでしょうか!?
猫が爪とぎをするのはどうして?
猫が爪とぎをする理由は、いくつかあるようなのですが、爪のお手入れとマーキング、後はストレス発散や気分転換のようです。
猫たちの爪が落ちているのを見ると、その爪は三日月のような形で、爪の外側から薄く剥がれたようになっています。
猫が爪とぎをするのは、前足だけで後ろ足は噛んで爪を剥がしているようです。
何か失敗したときに爪とぎポールに駆けて行ってバリバリやっているのは、気分転換の爪とぎのようです。
爪とぎをする場所としない場所があるようです
とりあえず爪とぎをしそうな危険な場所は、段ボールで保護したり、爪とぎがしにくいように壁の前に障害物を置きました。
見た目がかなり悪いですが、引っ越すまでの少しの間なので…
観察していて何となくですが、猫が爪とぎをしたいと思う場所が決まっているような気がするのです。
現在、住んでいる部屋の壁に貼ってある壁紙の材質は、布のような柔らかいクッションがある材質と、コンクリートにペンキを塗ったような硬い材質の2種類があります。
その2つの材質で猫が爪とぎをしようとする壁は、柔らかいクッション材質の壁紙を張ってある壁だけです。
クッションがあって適度に柔らかく爪が引っかかりやすい材質の壁紙です。
少しひっかくと爪が入ってボロボロと壁紙が削れて落ちます。
猫が爪とぎをしない方の壁は、材質がコンクリートか石のように硬いので爪が入ることはないです。
画像では、材質の違いはわかりにくいと思いますが…
壁紙の材質の違いによって、猫が爪とぎをしたいと思う壁と思わない壁があるような気がしています。
そして、以前の住宅の壁紙を思い出してみると、汚れても濡れた布で拭くことができる、ツルっとした薄くて硬い材質でした。
壁を爪でツンツンとしたらコツコツと音がする硬さです。
その壁で爪とぎをしていることはなかったですね。
猫が壁で爪とぎをするとき、つい爪を立てたくなる材質の壁紙というのがあるのかもしれないです。
猫の爪とぎから壁を守る方法は?
猫の爪とぎから壁を守る方法はあるのでしょうか?
それぞれの環境や状況で対応するより方法がないので、「これなら絶対に大丈夫!」という対策は、とても難しいと思います。
ただ、爪とぎをされてガリガリに削られたままで壁を放置すると、そこは猫にとって爪とぎが楽しめる場所になるので、更に酷い状態になるような気がします。
ウチの新居の壁紙は、今回は予算の都合で標準の中から選んだので、以前の住宅のような手入れがしやすい壁紙ではないのです。
壁紙の材質も硬いものはランクが上だったので、標準の中のなるべく硬めの壁紙を選んではいますが、結果がどうなるのか不安です。
担当の営業さん宅も猫を飼っておられて、以前に自社で住宅を建築された際に標準の壁紙から選ばれて、1年でボロボロになったと話しておられました。
コンクリート打ちっぱなしの壁で暮らすなら、爪とぎの心配はなさそうですが…
現在、暮らしている部屋の硬いペンキを塗ったような壁ですが、触るととても冷たいのです。
コンクリートの壁もおしゃれで憧れますが、もしかするとウチの壁と同じように冷たいのでは?と、想像してしまいます。
特に冬は、暖かくてほっこりできる空間で過ごしたいので、壁紙が貼ってある部屋が落ち着けるような気がするのですが…
最近の壁紙には、「表面強化壁紙」や「スーパー耐久性」というのもあるようなので、猫の爪とぎに立ち迎えるような壁紙で暮らせると嬉しいですね。
ただ、ウチの場合は、何よりも少ない予算でできることが前提なので選択肢をなくしているのですが…