15年暮らした住宅を売却することになり、売却するには、購入を検討してくれる方に対して内覧会をする必要がありました。
仲介をお願いした不動産会社の方は、「いつも通りでいいですよ」と言ってくれたのですが、本当にいつも通りのまま内覧会を迎えて大丈夫なのか不安だったので調べてみると、やはり内覧会に向けての準備は必要なようでした。
なので、内覧会を行う際に押さえておきたい、見学者の印象をUPさせる方法を、私たちにできる範囲で準備しました。
「内覧を制する者は売買も制す!」なのだそうです
内覧会はオープンハウスとも呼ばれるようで、その家を買いたいと考えている人に向けて、実際に家の中を見学してもらい、住み心地や使い勝手を直に感じてもらうための場なのだそうです。
中古住宅を購入するさい、内覧をせずに購入を決めることはないようで、内覧会を行うことで早期に契約が成立するケースもあるようです。
実際に住宅の売却を無事に終えた今、内覧会はとても大切な機会だったと実感しています。
早期に契約を成立させるためには、内覧に来られた方が遠慮や気遣いをせずに見学できるように気配りをして、売却する住宅の印象を良くすることも大切なようです。
内覧者に良い印象を持ってもらって、良い関係をつくることができれば、その後の購入に向けての値引き交渉も比較的スムーズに行えるようです。
ハウスクリーニングと消臭で清潔感をアピール
内覧会前にハウスクリーニングを行なっておくだけでも、内覧会で好印象を持ってもらいやすくなります。
特に使用感がでるキッチン、風呂場、トイレなどの水周りは入念に清掃しておくのが良いようです。
専門のクリーニング業者に依頼するのも良いようですが、出費はなるべく抑えたいので自分たちで行いました。
また、部屋の臭いも大切で、特にタバコやペットの臭いは、普段生活している者は慣れてしまって気付かないものですが、訪問された方は敏感に感じ取られるようです。
売却する住宅に良い印象を持ってもらうには、生活感を出さないことが大切なのだそうです。
内覧者への応対で気をつけることは?
中古住宅の内覧会では大抵の場合、内覧に来られた方は売主が居住中の物件を見学することになります。
内覧される方が気を遣わずに見学できるよう、売主が配慮できた方が良い結果に繋がりやすいようです。
かと言って、好印象を持たれたい思いで、世間話や必要以上の説明をするなどは、会話ばかりが印象に残ってしまうのでなるべく控えた方が良く、物件に対する良い印象を記憶に留めてもらうことが大切なのだそうです。
また、内覧に来られた方からの質問に対する返事は、依頼した不動産会社の方にお任せしても良いようです。
特に売買に関しての約束事については、勝手に返事をしてしまうと後々トラブルになりかねないので、必ず不動産会社の方を通して答えることが大切なようです。
早く物件を売却したいという気持ちが前面に出すぎないように、余裕を持った気持ちでの応対を心掛けることが大切なのだそうです。
私たちが内覧会を行ったさいは、物件の案内や説明など、全て不動産会社の方にお任せして、見学のさいも同行せずに1階のリビングで待機していました。
買主さんも仲介をお願いした不動産会社も地元の方だったので、周辺の環境についての説明は不要でしたし、住宅についての気になる点は、事前に不動産会社に話していたので、見学をしながら伝えてくれていました。
不動産会社の方に全てお任せして、自由に見学して頂く方法も、お互いに気遣いがなくて良かったように思います。