住宅を売却することになり、売却する土地と建物の査定を不動産会社にお願いして、訪問査定で正確な査定額を出して頂きました。
不動産会社に仲介を依頼するので、専門的なことは任せておけばいいようにも思うのですが、出された査定額について判断できる知識が何もないことに気づいて、慌てて調べました。
現在の私たちは、査定額の結果が出て説明を受けた後、売却価格も決定した状況なので、今から調べて確認するのでは遅いのですが、調べてみると意外と簡単におおよその査定額を計算することができたので、これから住宅を売却する方の参考になればと思います。
評価額の算出方法は意外と簡単!
中古住宅の査定をするときは、最初に「公的価格」というのを確認します。
公的価格とは、路線価・地価公示価格・固定資産税評価額などの公的な不動産価格のことで、査定をするときに特に利用されるのは「路線価」です。
新しい路線価は毎年7月1日に公開され、土地の最低価格として考えられています。
次は家の評価額ですが、これは計算方式があって、単純にそれに当てはめて計算すれば簡単に算出できました。
基本的には、「当初価格(新築時の価格)」と「築年数(新築から何年経っているか)」だけで考え、途中でリフォームをしている場合は、リフォームの費用も加算します。
法定耐用年数を使って、経年劣化を簡単に計算します。
法的耐用年数は、造住宅で27年~35年、RC造住宅では50年で考えます。
木造だと27年~35年ですが、30年で計算するのが妥当なようです。当初価格がわかれば、簡単に計算することができます。
家(ウチ)の評価額を計算したところ…
上記の2つの計算式に、売却する住宅を当てはめて計算したところ、売却を依頼した不動産会社が示してくれた査定額と大差ない結果が出ました。
そして、自分たちで計算したことで判明したショックかもしれない事がありました。
「15年前に買った現在の土地について、当時の販売価格がもしかするとバカ高かったかも知れない!」という、何とも腹立たしい疑惑を知ることになったのでした。
そういえば当時、売主さんがやけにニコニコしていて何とな~く違和感を感じていて、あのときの悪代官のような笑顔を思い出しました。?(?`^´?)? !!!!(あくまでも疑惑なのですが…)
とは言っても、何かを行う場合の情報は、少しでも多い方がいいようには思うのですが、あくまでも参考程度にしなければ、余計なトラブルを招く結果になっては、本末転倒です。