食品や食器を収納できる、キッチンに隣接した小部屋をパントリーというそうです。
もともとは、ホテルなどで食品の貯蔵や配膳を行うための小部屋のことを指していたようですが、住宅においては、食品や日常で使用頻度の低い調理器具や食器などを保管しておく貯蔵庫がパントリーのようです。
ウチのパントリーはこんな間取りになりました
ウチのパントリーの間取り図です。
パントリーの間取りは、キッチンと横並びのウォークインで、扉はスペースの都合でスリムな引き戸になりました。
2畳くらいの小さなスペースに、冷蔵庫とオーブンレンジも置くようにしました。
また、食品や食器といったキッチン用品だけでなく日用品も置くので、キッチン横にあるパントリーのようなフリーの収納庫です。
新築の間取りをネットで調べていると、きれいに整理された使い勝手が良さそうなパントリーの画像をよく目にします。
けれど、ウチのパントリーは、キッチンに雑然と置いてしまっている物を、隠すのに使いたいと思っています。
なるべく整理をして気持ちよく暮らすのが良いとは思うのですが、買ってきた袋のまま置きっぱなしておける場所があれば、仕事がある平日は楽かな…と、思うのです。
以前の家には、パントリーがなかったので、システムキッチンの一番下の大きな引き出し2か所を、食品の保管に使っていました。
割と大きなサイズだったので、収納力に不便を感じることはなかったですが、棚の方が動作が楽だしたくさん置けそうです。
パントリーの間取りについては、ウォークインに引き戸を設置するか、壁面収納を引き戸で隠すかで迷いましたが、ウォークインの方が費用を抑えられるという営業さんの説明でした。
壁面収納にすると引き戸の面積が多くなるので、その分の費用がかさむようでした。
ウチは猫たちが同居なので、パントリーに扉は欲しいと思うのです。
パントリーに設置する棚は、入居してから購入する予定です。
作り付け家具は、見た目がスッキリで良さそうですが、費用がかかりすぎるので断念しました。
パントリーをつくったことでのメリットとデメリット
パントリーのメリットは、やはり大きな収納力です。
収納スペースがあると特売品の買いだめができます。
非常用の水や食品を保管するにも、これまでは床下収納を利用していたのですが、これからはパントリーで保管できます。
パントリーのデメリットは、パントリーの為のスペースを確保した分、その他の部屋が少し小さくなったことです。
キッチンと横並びのパントリーに、レンジや冷蔵庫も置いたことで、調理の際の移動距離が少し長くなりそうですが、ほんの少しだけです。
使い勝手がいいパントリーとは?
パントリーの間取りは、キッチンと横並びで設置するウォークインか、キッチンの背面に設ける2タイプが多いようです。
どちらのタイプも幅や奥行きなどを、自由に決めることができます。
使い勝手の良し悪しについては、どちらのタイプにも一長一短はあるようです。
何よりもキッチンを利用する人の使いやすさを優先して決めるのが一番のようです。
また、食品を保管するスペースなので、間取りを考えるときに適した方角があるようで、可能ならば西や南は避けて、北側に配置するのがいいようです。
ただ、配置する方角が優先か、使い勝手が優先かとなった場合は、使い勝手を優先するのがいいようです。
パントリーを上手く使いこなして、キッチンをスッキリ見せることで、少しでも生活感を隠しておしゃれにしたいと思うのです。