新築住宅を建てるにあたって、土地を購入しました。
住宅の建築に関係する幾つかの作業が一段落したので、土地を買った時に必要だった申請と、土地の購入にかかった費用を整理することにしました。
司法書士報酬については、司法書士の役割を知ると報酬に見合う以上のお仕事をしてくださったことがわかります。
土地を買ったときに必要だった手続きと費用を整理して把握することに…
土地を購入したときに必要だった費用と申請をあげてみました。
- 土地代金
- 収入印紙
- 所有権移転登記(登録免許税)
- 司法書士報酬
- 不動産会社仲介手数料
- 住民票
- 固定資産税(残り月分)
登録免許税というのは、わかりやすくは登記費用のことです。
所有権移転登記をするときに、登録免許税といって国に税金を納めるようです。
司法書士報酬、住民票、以外の金額については、購入する土地の価格によって変わります。
土地売買での司法書士の役割
土地の売買契約での司法書士さんの役割は、所有権の移転登記の申請が主な仕事だと思っていたのですが、それだけではないようでした。
売買する物件(土地や建物)について、書類の内容や法律上問題はないか等、事前に調査して違法行為がないかなどの確認をしてくれているようです。
また、売買の決済時の立会いでは、売主と買主の身分を確認して、売買決済が問題なく行えるかの判断と、決済の許可を出すのも司法書士の大切な役割のようです。
最近は、登記を自分で行う人もいるようですが、司法書士が関わらない取引で問題が起きた場合に、損害を負うのは買主だけのようです。
司法書士が立ち会った取引で違法行為があった場合には、違法行為に気づけなかったということで、司法書士に損害賠償を請求できるのだそうで、責任が重い大変なお仕事だと思います。
今回、ウチが土地を買った状況は、田舎から引っ越してきたばかりで、何もわからない都会での大きな買い物でした。
詐欺などの物騒な事件が多いので、無事に決済を終えて登記簿を受けっとった後も、実際に家の建築が始まるまでは、本当に自分たちの土地になっているのか、少しですが不安でした。
人生で何度も経験することがない大きな買い物をするときは、やはり専門の方に立ち会って頂いて、安全に取引をしたいと思います。
ただ、中には標準よりも高額な報酬を請求されることもあるそうですし、最近は、自分たちで登記をされる方もいらっしゃるようです。
そんな方の中には、単に費用を浮かせたいからの理由だけではなく、そういったことも背景にあるのでは?と思ったりします。
今回、私たちがお世話になった司法書士さんは、とても真摯な方だったので安心して手続きを済ませることができました。