新居の窓を考える…「縦すべり出し窓」は開く方向がとても重要!!

窓辺のイラスト

新居を建てるため、建築をお願いするハウスメーカーを決め、土地を購入、アレコレ悩んだ間取りもようやく決まりました。

キッチン、バス、照明など、設備の確認と追加オプションも決定しました。

窓については、採光も防音も充分なので、透明ガラスにするか型ガラス(表面が凸凹していて外側が見えにくくなっているガラスのこと)にするかで、リビングの「掃き出し窓」と寝室の窓以外は、プライバシーを優先して型ガラスにしました。

「縦すべり出し窓」の開く方向については、窓を開けても前の通りから見えないように、プランナーさんが決めてくれていたので、それを確認しました。

次回、設備の最終決定です。……の、はずだったのですが…

「縦すべり出し窓」の開く方向が全部同じで良いのか悩むことに…

帰ってから、「縦すべり出し窓」の開く方向がとても気になりだしたのです。

通りから家の中が見えないということは、家の中からも通りが見えないということになるのでしょうか?

だとしたら、家(ウチ)にいる2匹の猫たちは通りの景色を見ることができないかもしれません。

よくわからないですが、多分そうなりそうな気がします。

リビングの掃き出し窓から中庭の草木は見えますが、人や車が行き交う通りの景色が見えないのは、猫たちにはかわいそうな気がします。

窓から外を眺めている猫たちの写真

通りに面した側の部屋は洗面所やトイレなので、小さめの「横すべり出し窓」でしかも型ガラスです。

プライバシーを一番に考えたい場所なので、この窓を透明ガラスに変更するのは難しいです。

そうすると、通りと直角になる、洗濯室、シューズクロークやウォークインクローゼットの「縦すべり出し窓」を何カ所かを、猫たちが外を眺められるように逆開きにしようと思いました。

これらの窓も全てプライバシーを優先して型ガラスなので、窓を開けている時でないと外は見えないのですが、防犯対策で窓の幅が狭いので、天気が良い時は開けっ放しにすることができます。

図面を確認すると、全ての「縦すべり出し窓」が通りから見えない方向に開くようになっています。

プライバシーを考えるとこうなるし、同じ方向に開いた方が統一されていて見た目にきれいです。

窓の開く方向を逆にするとしたら、どの窓を逆にすればいいのか、それは外観的にどうなのでしょうか?

そもそも窓の開く方向は、完成後でも簡単に変更できるものなのでしょうか?

考えているうちに色んなわからないことが出てきたので、「縦すべり出し窓」を真剣に調べてみることにしました。

そしたら、ビックリな良い情報を知ることができたのです。

LEXEL サーモスⅡ-Hのイメージ写真

「縦すべり出し窓」の開く方向で換気が変わる!

調べて分かったことは、「縦すべり出し窓」は同じ方向に開けない方が、換気には効果的なようなのです。

ところが、大抵の場合、同じ方向に開くように提案されることが殆どなのだそうです。

窓の開く方向での風通しの違い

多分、今回の私たちのように、プライバシーを考えての開く方向なのかも知れないです。

プライバシー重視にするか換気重視にするのか悩むところなのですが、「縦すべり出し窓」の開く方向で、室内の換気がかなり違うことを知った私たちは、換気も大切だしということになり、5カ所を逆向きに変更してもらうことに決めました。

猫たちの暮らしを考えた結果、とても嬉しい変更になりました。

家を建て始めると、決めなければならない事柄が次から次と出てくるのですが、家に夢がある程に色んな所にこだわってしまって中々決めることができません。

その内に段々と根気がなくなり、とても大切な所を見落としていることに気付かずに大失敗だった!ということは避けたいと思っているので、今回の「縦すべり出し窓」の開く方向については、真剣に調べて良かったと思いました。

だけど、既にどこかしら重要な所を見落としているのだろうなと不安になります。

また、完成後でも「縦すべり出し窓」の開く方向を変更できるのか?については、できるようですが、手間と費用がかかるようでした。

「縦すべり出し窓」が人気の理由やメリットについての記事はこちらに…